#12 御書印巡了の旅「愛知県岡崎市編」ホリホック書店・TSUTAYAウイングタウン岡崎店
御書印巡りの旅、第12回目は徳川家康公生誕の地としても名高い愛知県岡崎市を訪ねます。
今回足を運んだのは地域に根差した個人書店「ホリホック書店」と、大型商業施設内の「TSUTAYAウイングタウン岡崎店」の2店舗です。全く異なる表情を持つ両店をレポートしていきます。
御書印は対象店舗で300円支払えば捺してもらえますが、せっかくならば御書印の趣旨に則って、できる限りその書店とのご縁にちなんだ本を購入していきます。
- 必ず本を1冊以上購入する
- できればその土地や本屋に縁のある本を選ぶ
- 自分が読みたい本を選ぶ
とくに大型書店はその書店ならではの特色を抽出しにくいので、あくまでも自分が読みたい本の範囲に限ったゆるいルールでスタートします。
ホリホック書店

ここは書店の中でもかなり異質で、昼と夜で2つの顔をもつBOOK&BARです。店頭に大量の酒瓶が並んでいるので、パッと見て酒屋かと思います。私はあまりお酒を飲まないので分かりませんが、どうやら銘酒が多く並んでいるようです。
営業形態としては20時まで書店として営業し、それから24時までバーになるようです。忙しいですね。

入り口付近に雑誌、奥に漫画や文芸書がありました。
カウンターから酒瓶が見えること以外、バーらしさを一切感じない小さな書店です。店内のガラス張りの小部屋がバーになっているようですね。

本を選んでいたらお店の奥に犬がいたので柵越しになでていたら柵を外してくれました。とてもおとなしく愛嬌のある犬です。

平日の午前中はお店にいるのかもしれません。この日は日曜日でしたが、ちょうど散歩帰りのタイミングだったのでお目にかかれました。犬好きなので嬉しいです。

ちなみに私がホリホック書店に到着した直後、ちょうど店主のかたが出掛ける直前だったらしくすれ違いでした。
しかし店頭で御書印を依頼すると、まだ駐車場に店主がいらっしゃり、丁寧に御書印を書いてもらいました。どうやら私の車が県外ナンバーだったことと、お店の外観写真を撮っていた様子から、御書印目当てではないかと察して一応待機していたようです。
ものすごく機転がきくし、親切で、奥様も明るく朗らかなかたで、とても素敵な書店でした。
なぜ働いていると本が読めなくなるのか

三宅香帆
集英社
2024年4月17日
2024年一番売れた新書とあって、話題になっていましたがいまさら読みます。
本を読む人に限らず「やりたいことがあるのにできない」と日々思っている人にすすめたい一冊です。社会人になると忙しい、疲れる、時間がないといって、本来やりたいことですらも手がつかなくなる現実に切り込みます。

一期一会

本とカクテルのブックバーらしいお洒落な御書印です。
店舗メッセージの『一期一会』に加えて、その場のアドリブで私が購入した本「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」にちなんで『いつでも本は読めます!』と追記していただきました。
基本的に御書印はGOSHOIN、店舗デザイン印、店舗情報印の3つに、著名人の名言や本からの一節などの一言が添えられる4つの構成です。それに+αの記述をもらえたのはこの店舗だけでした。
TSUTAYA いまじん白揚ウイングタウン岡崎店

向かって左側がTSUTAYA、右側が駿河屋になっています。書店だけでも十分広いですが、フロア全体で見るとかなりの広さです。

ガチャポンなどのホビー用品が充実しています。最近は丸善×駿河屋など、アニメ文化もあってか書店とホビー用品店の組み合わせをよく見ますね。

コストコ用品や大袋菓子なども売られていました。雑貨も充実しています。

小川哲デビュー10周年フェアで、これまでの作品がまとめられていました。この御書印巡りの連載企画でも過去に第5回三省堂書店岐阜店と第6回丸善名古屋本店にて小川哲の本を購入しています。

グラフィック社のちいさな手のひら事典シリーズのフェア。クッションのような柔らかな触り心地、金箔の小口染め、手のひらサイズの丁度良さが特徴のデザイン本シリーズです。
シリーズものや企画で統一して棚に並べてくれる書店は、興味を惹かれる面白い書店だなと思えます。
最高においしいコーヒーの淹れ方

ジェームズ・ホフマン
SBクリエイティブ
2024年12月21日
これまで多くのコーヒー本を読んできましたが、この本は圧倒的な写真数とグラフィックの美しさが群を抜いています。電子書籍では味わえない、紙の本ならではのビジュアル体験が詰まった一冊です。

肝心なことは目に見えないんだ

サン=テグジュペリの名作「星の王子さま」より有名な一言。
御書印担当の者がいれば貼り付けるタイプではなく、御書印帖に直接記入してもらえたそうです。この日は担当者不在で貼り付けて対応してもらいました。
記入済みの紙を貼る店は大型書店に多いのですが、わざわざ聞いてもらえた気遣いが嬉しいです。来店日の記入は忘れられていますね笑













