に投稿

【人生、このままでいいの?】最高の未来をつくる11の質問ノート

どんなとき幸せで、どうすれば幸せが増えるか。この本の最初の質問です。

極論すべての人々は幸福を求めて生きていると思われますが、いざこのように質問されると、そういえば自分にとっての幸福ってなんだっけと思いとどまるかもしれません。そして幸福だと思っていたものが、実は他人の欲望や幸福をなぞっただけのものだったりするかもしれません。

私たちが幸福な未来を切り拓いていくための質問がこの本に用意されています。

河田真誠

広島でデザイン会社を経営し、1000人規模の講演会を開催する団体を主宰。より心地よい生き方をするために、2010年からは活動の拠点を東京に移し「質問家」としての活動をしている。生き方や考え方、働き方などの悩みや問題を、質問を通して解決に導く「しつもんの専門家」として、企業研修や学校で授業を行い、日本だけでなく世界各地でも仕事をしている。

概要

本書は11の質問によりあなた自身の力で幸福に導く道筋に気づかせようとしてくれます。

書き込み式のノートのような構成なので、読書というよりも考えながら自分を見つめなおすワークショップだと思ったほうがいいです。

例えば本書の中から6つ目の質問「どんな自分でいたいか」

自分の性格は自分自身によって形成されてきたものです。環境が要因しているものもあるかもしれませんが、同じ環境にいる人でもそれぞれ違うように人は成長します。つまりどのように生きていくかは自分の選択によって作られるのです。

それを踏まえて自分をどんな人だと思うか、周りからどんな人だと思われたいか、自分のどこが好きで、自分のどこが嫌いか、自分らしく居られる場所はどこか、心地良いと思うのはどんな時か。

これくらい深堀りして一つの質問を突き詰めていきます。

これらを問いかけをその場でじっくり考えても、意識し続けないと自分のことでもすぐに忘れてしまいます。書き出したものを壁に貼ったり、待受けにしたり、寝る前に振り返ったり。そして必ず行動に移すこと。

同じ質問でも時間がたって、環境が変わったり価値観が変われば、回答も変わってくるでしょう。時々振り返って繰り返し質問に答え直すことが大事です。

このような自己分析やキャリア概論などは学生のときにやったことがある人も多いかもしれませんが、社会に出た大人になってからやると、また答える内容も変わってくると思います。