ビジネス/実用

鬼速PDCA|冨田和成

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仕事やプロジェクトを遂行する上で有名なフレームワークですが、本当に正しくPDCAサイクルを回せる人材がどれほどいるか。

ただなんとなく計画を立てて、なんとなく実行して、とりあえず反省する。そんな意味のないPDCAから、真の成果に繋がるPDCAサイクルを指南してくれる一冊。

ビジネス書大賞2017 ノミネート

鬼速PDCA

著者

冨田和成

出版

クロスメディア・パブリッシング

刊行日

2016年10月24日

実行するときは自信満々で。検証するときは疑心暗鬼で。これがPDCAの基本である。

1章 前進するフレームワークとしてのPDCA

概要

PDCAの計画においては慎重さと大胆さのバランスが肝要で、その時点で可能な限り精度の高い仮説を立てる必要があります。とくに計画段階が非常に重要なようです。

  1. KGI(Key Goal Indicator)の設定
  2. 期日を決めて目標を定量化
  3. 現状とギャップの洗い出し
  4. ギャップを埋める課題を考える
  5. 課題に優先度を与えて3つに絞る
  6. 各課題のKPI(Key Performance Indicator)の設定
  7. KPIを達成する解決案を考える
  8. 解決案に優先度を与える
  9. KPIを掲示したり計画を可視化して、計画を強く意識付けすると効果的。

計画から導き出したKPIを業務フローに落とし込み確実にやり遂げる行動力、これまでの正しい計画と実行の上に成り立つ振り返り、これらを短期スパンで繰り返しながら最終的に長期目標を達成します。

感想

『優先順位』という言葉が多用されており、とくにIT業界の開発用語『アイスボックス』をToDoにも応用し、いつかやるけど今やることではないものをタグ付けして管理しています。先送りすることは悪いことではなく、タスクを可視化して留保する手段として活用しています。

それぞれのマネジメント段階で補足も添えられており、解りやすく丁寧なハウトゥー本だと思いました。PDCAサイクルを実際に回していく説明に並行して、英会話修得やダイエットなど実例を交えているのも理解の助けになります。

PDCAそのものはシンプルなフレームワークで、必要とするツールも最低限で済むが、シンプルゆえに適切な運用をしないと効果が十分に検証されてないことが分かりました。

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