近場の低山ですぐにできる、フラット登山を実践してきました(鳩吹山で周回登山)
子どもの頃に毎月同じ山に登る習慣があったため、20年以上経って大人になっても時々登山をします。といっても全く本格的なものではありませんし、気軽にふらっと200~300m級の低山をピストンする程度です。
私が住む岐阜県美濃加茂市の近くにはとてもおすすめの低山があります。美濃加茂市から車で15分ほど東に行った岐阜県川辺町の遠見山です。

岐阜のグランドキャニオンなんて異名をもち、見晴らし岩からの眺望が最高の山です。グランドキャニオン…分からなくもないですね。
若干急登なのでがつがつ歩くとかなり疲れますが、頂上までの距離は非常に短く30分前後で登頂可能。休憩含めても1時間半あれば往復できるような山です。
私はこの景色と手ごろな爽快感が好きで、5回以上は登っていると思います。

佐々木俊尚
かんき出版
2025年4月23日

コース計画を立ててフラット登山に挑戦

これまでふらっと山登りはしてきましたが、きちんと計画を立てて周回することまで考えて臨んだことはありません。
そこで佐々木俊尚さんの「フラット登山」に影響されて、岐阜県可児市の鳩吹山に登ってきました。比較的歩きやすくよく整備された山道なので、近隣の小学校では遠足で来ることもあるようです。

湯の華市場の奥に登山者用駐車場があり30台ほどは停められるそうです。

3月末から見頃となるカタクリ口からスタート。最初は比較的ゆるやかで非常に歩きやすい道が続きます。

東屋で小休憩ができ、開けた視界から可児市を一望できます。

頂上に行くまでに少し急登となっていき、ごつごつした岩の足場が続いてました。
足場になりそうな大きな石が固定されていたり、整備はかなり行き届いてる山だと思います。

ほぼ頂上付近で、大きな休憩舎があるのでここで昼食をとる人が多いですね。

標高313mの大パノラマ。大王製紙の工場がインパクトありますね。

下山は西山ルートで、途中間違って北回りコースへ行くと道が険しくなるので気を付けましょう。

鳩吹山を縦に切るような形で下山したので、ここから麓をぐるりと歩いて元の駐車場を目指します。

登山道からアスファルトになって歩きが軽快になります。

登山口があまり目立たない大脇ルートを通り過ぎていきます。

周回して駐車場に戻ってきました。このまま湯の華で温泉に入っていくのも良いですね。
休憩をのぞいて約2時間半の道程となり距離は5.6㎞です。標高は313mですが、累積標高は385mになりました。
広大で解放感があり、変化のあるルート
佐々木俊尚「フラット登山」では、登山を楽しむために官能的な山道を基準としています。官能的な山道は以下5つの基準。
- 異世界に迷い込んでいる
- 広大で解放感がある
- 変化に富み、足に快感がある
- 冒険心が満たされる
- 霊性に畏怖を感じる
今回はこの中で2番と3番に該当する登山を楽しめました。
山頂や展望エリアから見渡す景色は壮大で、とても見ごたえのあるものです。日本夜景100山になっており、望遠レンズがあれば大王製紙の工場夜景も撮影できそうです。
そして復路を大回りして違うルートを選んだことで変化に富んだ周回登山を楽しめました。著者の意図する変化に富む山道はもっと景色や雰囲気のことでしょうが、ピストンで登山することが多い私にとっては新鮮でした。
また、鳩吹山は初心者向けでお手軽なイメージがあるものの、意外と岩場や手をついて登る場面もあります。

固定ロープを使わなくても登れそうでしたが、用意されているならあえて使いたい。単調なアップダウンだけでは飽きてくるので、まさにこのような変化がたくさんあると楽しいですね。

道中に石積みがあったので、3つ目をそっと追加しておきました。他の登山者の軌跡を感じられた瞬間です。
いつもの登山のおとも

岐阜県に本社があるアウトドア用品店ヒマラヤのオリジナルブランドVISIONPEAKSのトレッキングシューズ。私はこれをずっと愛用しています。実店舗で5,000円~6,000円くらいで購入したと思います。
佐々木俊尚さんが言うには、フラット登山に最も適した靴は片脚重量300~400g台で、ゴアテックスなどを採用して防水性能のあるミドルカットの登山靴です。
ゴアテックスではありませんが、非常に安かったわりに今のところなんの問題もなく快適に履き続けています。

さらに佐々木さんは登山終わりに楽な靴に履き替えると一気にリラックスできるので、軽いスニーカー等も一緒に持ってくることが多いそうです。
私は履き心地が優しいメレルのJungle Mocを愛用しています。靴を履き替えるときの足の緊張が開放される感覚がたまらないです。

山頂のコーヒーが至福のひととき

半日以内の弾丸登山で終わることがほとんどなので、いつもかなり軽装備でコーヒーと軽食だけ持っていきます。ちょっと汗ばんで適度な達成感の中、頂上の風を感じながら飲むコーヒーがどれだけ美味しいことか。
近くでは女子大生3人組がお菓子パーティーをしていました。
元々このような気軽で楽な登山を楽しむことが好きだったので、フラット登山の考え方は共感する部分が多かったです。しかしたまにはもうちょっとハードルを上げて、フラット登山的な考え方で楽しめる山の幅を広げていきたいと思います。

佐々木俊尚
かんき出版
2025年4月23日














